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2017/07/26 (Wed.)

2008
11
06

テミルカーノフ指揮チャイコフスキー

昨日の続き。


庄司紗矢香のチャイコンは第一部、第二部はチャイコフスキーの第4番でした。コンチェルトでは非常におおらかな音楽だなぁと感じたテミルカーノフでしたが、第4番の1楽章はアインザッツから違っていました。何か、さきほどの彼とは違うオーラがみなぎり、冒頭のパッセージはあたかも遙か彼方から突き刺すように伸びてくるレーザー光線のよう。私はその光線にすぐに射貫かれてしまいました。


弦楽器の精度の高さは言うまでもないもの。さすがは名門、サンクトペテルブルク。そして今回は何よりも、管楽器群がすばらしかった。圧倒的、という言葉がぴったり。これでもかこれでもかと言わんばかりに、ほとばしるようなサウンドが襲いかかる。ホルンが特にすばらしい。一瞬、ホルンのテンポがゆるんだように思えた部分がありましたが、それすら一つの個性と化していました。


2楽章の物悲しい旋律。私は、こんなに悲しい2楽章を未だかつて聴いたことがありません。そしてこんなすごいルバートは滅多に聴くことができないのではないかと思いました。何しろ、弦楽器群が息をぴったり合わせてメロディーを歌いまくるんです。心に鳥肌が立つような錯覚を覚えました。


3楽章はユニークなピッツィカート楽章ですが、この規模のオケでこの楽章を聴くと本当に楽しくなります。コンバスだけでも5プルト。第1ヴァイオリンにいたっては9プルト。それが、左から右へと、ポンポンポンポンとピッツィカートのウェイブ。3楽章が終わって、いそいで弓を持ち直す弦楽器群、あまりにもたくさんの面々が急いでいるので思わず笑いそうになりましたが、それも束の間、さっそく4楽章がジャーン!と。。


テミルカーノフ、ちょっと体調が思わしくないと聴いていましたが、このテンポを聴いた限りでは「そんなことないのでは?」と思えるくらいの快調さ。それでもオケは正確無比に、あの細かいパッセージを弾ききる。すごい!感動だなぁ(*^_^*)


アンコール1曲目はエルガーの『愛の挨拶』。音量をコントールした演奏がまた見事。そしてアンコール2曲目はくるみ割りのトレパック。チャイコプログラムだし、アンコールはチャイコかなと思っていましたが、トレパックで締めくくったのもかっこよかった。


久しぶりに、オケのコンサートで十分な満足感を得ることができたコンサートでした。ブラボー!指揮者テミルカーノフ、70歳だそうです。そうは見えないなぁ!!


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2008/11/06 (Thu.) Trackback(0) Comment(0) コンサートレビュー

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